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その後ね、日本人の観光客が大量に行ったらしいですけどね。

キューバに。僕の映画を見て、とか、そういう影響で。あのあと、「   」とか、そういう映画もあって、キューバ・ブームが結構来てたんですよね。そうそう、キューバ大使館から表彰されましたけどね。  こういう映画にしたかったとか、そういった不満は多々あるけれど、でもまあ、一応かたちになったんで。まあ、出来、不出来というよりも、僕がその、伝えたいことが伝わっていれば、それでいいかなと思うんですよね。「すごいいい映画でした。感動した」って言われる必要は全くなくって、僕が伝えたかったことが伝わっていれば、僕はそれで満足するんですよ。賞とか取らなくてもいいんですよね。僕が言いたかったことが、見る人に伝わればいいんです。

映画のものすごく大切なこと。
基本的に、映画を作った時点で、それってすごい事ですからね。
あの、亡くなっちゃったけど映画評論家、あの人ね、映画をけなしたことがないんですよ。映画って、どこかしら良いところがあるんで、それを見つけて、決してけなさなかった。僕も、それにすごく賛成でね。よく、ほら、評論家っていうと、なんか映画の悪いところとかを指摘したり、辛口のコメントとかさ、並べるじゃない、そういうの見聞きすると、「じゃあお前、作ってみろ」って言いたくなるんですよ。作ってみろ、ってね。映画を作るって、大変なんですよ。僕も、まあそういうやり玉に上げられる方だから、余計そうなんだけど、出来たものを批評するっていうのは、難しいですよね。難しい。だけど、何でもそうだけど、良いところを見ていこう、っていうほうが、自分の肥やしになる。だって、せっかく見たものとか、聞いたものをけなすってのは、自分の時間の無駄じゃないですか。見たんだから。その1時間なり2時間、見たり聞いたりして自分の時間費やしたんだから。やっぱり自分の心に響いたところを探さないと、その時間ムダにしたってことでしょ。映画館で、つまんねえ、金返せっていうのは簡単だけど、それじゃあお金も戻ってこないし、自分もつまらない思いが残るだけじゃないですか。そうじゃなくて、「いや、つまんなかった。でも、ここの部分は自分はこう感じた」っていうところを、口に出したり、人に言ってけば良いと思うんですよね。なんか、絶対にあるはずですから、そういうのは。だから、悪いところを探して、注意したりするのは、ほんと、誰でも出来るんですよね。ただ、いい所を見つけて、そこを褒めてくっていうか、そこを感じ取ってくっていうのは、難しい。だけど、そっちの方が、ものすごく大切。生きてく上でとか、仕事する上でもね。

文句言うのは簡単。
文句言うのは簡単で、褒めるのはすごく難しいって言ったけれどもね。
僕が見た中で、ああ、この人いいな、この人すごいなって思う基準は、批判だけをする人なのか、あるいは、いい所を探せてる人なのか、それを取り入れていける人なのか、って部分かな。いわゆる出来る人っていうかね。だから、評論家ってあんまり好きじゃない。それが仕事だからしようがないんだけど、彼らたちは。だけど、いい評論すると人が見ないっていうのも、何かちょっと違うなって気がするんですよね。だって、どんな映画だって、劇場にかかって、あるいはそのDVDとかビデオになった時点で、見る人はいる訳でしょ、いっぱい。それをけなすようなことをしちゃうと、それを見た人はなに?、ってことになるじゃないですか。  脈絡なくしゃべってる気がして。伝わってるか、どうか。喋るってのが、非常に苦手なことなので。映像に作っちゃうんでね、何か、先に行動にしちゃったほうが。作って、見てもらって、なんか感じられなかったら、俺が悪いし、まあ感じてくれれば、それでいいかなっていう。

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